睡眠コラム

花粉症と睡眠

2020年03月31日

この季節、花粉症の患者様が増加しています。実は、睡眠障害の中で最も睡眠の内容が悪くなるのはアトピー性皮膚炎で、次に悪くなるのが「花粉症」です。
花粉症で鼻が詰まると息苦しくなり眠れなくなります。
また、鼻が詰まり口呼吸になると「いびき」になり、無呼吸症の方は酷くなります。そして鼻が詰まると「CPAP」もできなくなります。
対応策としては、アレルギーを抑える抗ヒスタミン剤が有効ですが、ヒスタミン自体は脳を覚醒させるホルモンですので多かれ少なかれ眠くなります。
昼間に眠くならずに睡眠を良くする治療としては、ステロイド系の点鼻薬をお勧めしています。
長時間作用し眠くなりにくく、主に局所に効き、就寝前に点鼻で鼻づまりが軽減します。
ステロイドですので、頻回に使用すると鼻血等の副作用が出るため、1日1回を目安に使用してください。

睡眠専門 スリープクリニック 電話:0120-490-770

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